戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

棒に当たって、さらに・・・

先日ご近所にお遣いに出て、
偶然に地区の古い写真などを見せていただき、
「犬も歩けば・・・」
を実感したところ、


今日はそのかたが、大きなお土産をもって来てくださいました^^

キハダの木です。
地区の神社の裏で大きくなってしまった木を片付けたとのこと。


皮に近い部分が黄色く、
「黄肌」の名前の由来です。


昔は漢方薬(胃薬)の材料として地区で採集して売っていたそうなので、
その頃に植えた名残だろう、とのことでした。


我々としては、この黄色は草木染の染料として最適!
「棒」どころか、大きな「幹」に当たってしまいました^^



おまけで、昨日ヒメギフチョウを里親へお返しした時の写真

カタクリの蜜をのむヒメギフチョウ
春の妖精のすてきな共演でした。