博物館の壁に蛾(ガ)がたくさんとまっていました。羽の幅が10cmを超えるこの大きな蛾はヤママユといいます(大発生することがあるようで、そういった年には家のまわりに大量に飛んでくるらしく駆除が大変だそうです)。何をしているのだろうと、近づいてみると、2mmくらいのごまのようなツブツブが壁にくっついていました。よく見てみるとタマゴでした。春先にタマゴからかえった幼虫は、木の新芽を食べます。こんな食べ物のない場所に産んでしまって大丈夫なのか? と人ごと(昆虫ごと?)ながら心配してしまいます。
↑点々と壁にとまったヤママユ
↑かなり大きいです
↑ヤママユのタマゴ