まるで舟をつるしたような形をした花です。なので、この植物の名前はツリフネソウといいます。昨日、館周辺の地質調査に出かけたときに見かけました。沢沿いの湿った場所が好きなようです。
花の形も面白いですが、子孫の増やし方もユニークな植物です。種ができているものも見られたので、種の入った“さや”を指でさわってみました。すると「パチン!」とはじけ飛びました。こうして種をできるだけ自分(親)から遠くに飛ばして、縄張りを広めていく戦略をとっているのです。植物もじっとしているようで、いろんな戦略をねって、活発に活動しているようです。
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