戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

巨大キノコ再び

秋晴れのよい天気。そして実りの秋!
猛暑で心配されたキノコ類の出も、このところ適度に雨がふっているからか、順調なようです。
先日の巨大キノコ(オニフスベ)に引き続き、今日も立派なキノコをご近所さんがもち込んでくださいました。

柄の長さを入れるとゆうに30cmは越えます。林道のわきにはえていたそうです。こんな大きなキノコが何本もはえている現場を見てみたい! ちょっとメルヘンチックだと思うのは私だけでしょうか…

調べてみるとこのキノコ、「カラカサタケ」という、メルヘンとは縁遠いとっても和風な名前でした。でも覚えやすい名前ですね。そして、なんと英名では「パラソル」! 発想は一緒でしょう。
そして肝心の食べられるか否か。
生食はだめだけど、火を通せば天ぷら・フライなどに向いているとのこと。
天然マイタケ(産地はヒミツ)もいただいたので、先日のオニフスベとともに、近々いただきたいな、と野望を抱いています。