休みをもらって高知に行ってきました。
お土産はもちろん南国の植物のタネたち。
いろいろと採ってきたのを箱に整理すると、なかなかきれいなコレクションになります。
見なれない常緑樹のタネの種類を調べるのが、これから一苦労なんですが。
今回の一押しはアオギリのタネ。
薄い実が割れると中にタネが数個ずつ入っていて、風に舞ってくるくる回りながら落ちるしくみをもっています。
この薄い実はまさに葉っぱのようで、タネを包む実のもとになる「子房」(←昔理科の授業で習いませんでした?)が、もともと葉っぱが変化したものだということを、実感できる植物なんです。
「タネとは?」、「実とはなんぞや?」といった話をするときにはよく例えに出されている植物なので、是非本物が欲しかったタネです。
ようやく念願かないました!
一週間後の21日に開催する自然観察会では、こうしたタネを集めて、オリジナル宝石箱を作ったり、タネの不思議について一緒にみていきたいと思います。
大きな豆や綿毛、いろいろなドングリや松ぼっくりなども一同にみていただけますので、ご興味ありましたら是非ご参加ください。