戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

光り物?

今日は朝から雨が降り続き、ぐっと気温が下がりました。
セミの声もなんとなくさみしげ。
化石採集と地層見学の団体さんが2組来られましたが、なんとか雨にあたらず野外活動を終えることができて、ほっとしました。
(ただし、すべったり転んだりでズボンと靴はどろどろですけどね^^;)


先日、夏のキノコを紹介しましたが、実はもう一種類ブナの枯れ木に生えていたものも見つけていました。

おいしそうに見えて、残念ながら毒キノコ。柄を裂いたときに中に黒いしみがあるのが特徴です。
その名も「ツキヨタケ
暗闇でほのかに青白く光るのが実際に見れて、感動しました!
(カメラにうまく納められないうちに、キノコは腐ってしまいました…残念)
光のもとは、ランプテロフラビンという物質だそうです。


その次の日、ちょうどいただいたのが、こちらも光るという噂のアロエの仲間。

その名も「不夜城
こちらは実際光っているところがなかなか見れません。
自ら発光するのではなく、ライトを当てると反射で光るのかな、と試してみたりもしましたが、今一つ。
真実は闇の中……?
ご存知のかたいらしたら、教えてください。増えた苗をお分けしますよ。