戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

冬の味覚

今日は冬至
職員がつくって来てくれたカボチャをしっかり食べて、この冬を健康に乗り切りたいと思います!

冬至と言えばゆず湯なのですが、ミカンの皮を干したもので代用。
けっこういい香りがしますし、あったまりますよ。
お勧めです^^

冬の味覚と言えば特に伊那地域で有名な「ざざむし」。
1〜2月が収穫期で、冷たい水の中でカワゲラの幼虫などをとります。

先日の忘年会ではその珍味をいただく機会がありました。
ひときわ大きいのはヘビトンボという昆虫の幼虫で、「まごたろうむし」という別格の名前がついています。
味は濃厚。甘辛い佃煮です。
しかしその姿はいかにもグロテスク。虫嫌いの同席した女性は、おたけびをあげて完全拒否していました^^;

もう一つおまけで、以前にアイスランド土産にいただいた「火山チョコ」。

先日とうとう封印が溶かれ、全貌があらわになりました。
なかなかよくできていたので、戸隠のパノラマ絵葉書(昭和初期のもの)を背景に記念撮影。
位置的には飯綱山ということになりそうですが、地質学的に飯綱山がこんなにとがっていたことはこれまでないそうです。
ちょっと残念…
チョコを割ると中にマグマが、とはいきませんでしたが、クリームが入っていて、なかなかおいしかったです。
ごちそうさまでした^^