戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

貝ひろい

先週、休みを使って伊勢・熊野方面へ足を運びました。
お目当てはもちろん、長野にはない「南国の空気と海」です!!
しかし…
地元の人も驚く寒波のため、3月に雪が舞うあいにくの天気。
何でここまで来て雪を見なくちゃならないの^^;…


しかし! お天気と関係なく海は間違いなく広がっていました。
浜辺を歩くとたくさんの貝が!

(↑浜辺の白いラインは打ち上げられた貝です)
手の届く範囲だけで様々な色・形・模様の貝が見つかります。
どれもきれいで魅力的です。
子どもだったら絶対夢中で拾うな〜〜〜 
なんて思う本人がもう夢中!!

(↑成果品です)
これらは、6月23日からの「貝のせかい」展でお土産や工作に利用される予定です。

今回見つけた中で一番のお気に入りはこれ。

やさしいフォルム、色あい、光沢…… 宝ものです^^
博物館に持ち帰って改めて名前を聞いてみたら
「ナミマガシワ」でした。
実は戸隠でも化石でよく出ているものです。
それらの化石も400万年前はこんな姿だったなんて…
やたら感心してしまいました。化石を見る目も変わりそうです。