戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

愛ゆえに

休みの後の出勤は少し憂鬱です


というのは


飼っている生き物が死んでいることが
多いからです(;;)


先日もタナゴの仲間が
同居人のトウヨシノボリの攻撃をうけ
なくなっていました


その激しい攻撃理由が本日判明


出勤して水槽に電気をつけていくと
そのヨシノボリの水槽で小さいものが
ぴょんぴょんはねるように泳いでいました


ケンミジンコでも大発生したのかな?と
よくみてみると・・・


こいつでした

実体顕微鏡で拡大して撮ったもので
大きさは5mmないくらいです


正体はトウヨシノボリの稚魚です


小さいと聞いていましたが・・・
この大きさではブラインシュリンプも食べられないです><


とりあえず 野外に水をためてプランクトンを発生させようとしていたので
そちらに一部を入れてみました


うまく大きくなるかしら?


そしてどうやらこの卵を守るために
オスは必要以上に攻撃を繰り返したようです・・・
(ヨシノボリのオスは縄張りを持ち、卵をフカまで守る習性があります)