戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

久しぶりの夏空

久しぶりの夏空、青空が広がり、良い天気…

飯縄山もくっきりと見えます。



今日から2名の実習生が増えました!


さっそく、市内公民館の子どもたちとの化石拾い!

楽しい一日となりました。



海だった長野、大地の変化を感じていただけたら、と思います。



終了後は、各地の大学から集まった実習生たちと荒倉山へ…

大地の生い立ちと人々の暮らしとの接点を考える機会です。

飯縄山は、水の湧く山で、人々の暮らしを支えています。



博物館近くに広がる水田…  

これは約15万年前の湖の痕跡です。



そして、やはり大雨災害の爪痕も残っていました。

絵にかいたような崩壊地…

林道をふさいでいます。


大地があって、水が供給され、

その水が多くの生命を支えています。


その物語を読み、自分の言葉で他人に伝えるべく、

実習生たちはさまざまな勉強しています。

この実習を通じて、実習生が育っていくのを感じます。

今年で24年目、

学びの場として博物館の果たす役割の一つです。