昨日、開館1周年を記念して博物館夏まつりを行ないました。当館の活動の特徴である「ミドルヤード」を生かして、いろいろな体験教室を開きました。130人を越えるお客さんに来ていただいて、楽しい1日になりました。イベントの様子を簡単に紹介したいと思います。
工作室でわらじを作っているところ。近所にお住まいおじさんに指導してもらいました。本当はわらでなわを作るところからやりたかったのですが、なわを作る(なわない)が非常に難しくてできません。そこで、先生が作ってくれたなわを使って作りました。できたわらじを履いている子もいました。工作室ではこの他、木工教室も開かれ、かわいらしい作品(木の動物)をお土産にもって帰る子もいました。
こちらは家庭科室の草木染めコーナー。皆さんがやっているのは、たたき染めといって葉っぱを木づちや丸い石ころでつぶして布に色をつける方法です。手軽にできますので、身近な植物でやってみてください。シダやカナムグラという植物の葉っぱが、おすすめのようですが、基本的にどの葉っぱでもできるようです。
これは、砂糖を熱してカルメ焼きを作っているところです。お菓子を作って遊んでいるわけではありません。まじめな火山の噴火実験で、軽石ができる仕組みを再現しているところです。カルメ焼きがうまくできるかどうかは、温度とタイミングです。砂糖の温度が130℃になったら、火からおろします。この温度が高すぎても低すぎても、失敗します(うまくふくらみません)。カルメ焼きと軽石の仕組みは7月16日のブログを見てみてね。
このほか、収蔵スペース3(通称:ほね部屋)では、実物の骨を組み立てる「ほねパズル」を、体験教室を回ると解けるクイズラリーも用意しました。
夜の部(19:30〜21:00)はナイトミュージアムと称し、真っ暗な館内を懐中電灯をもって、見学してもらいました。展示室も暗いとぜんぜん違って見えて、楽しんでいただけたようです。
また、夏の企画展「水辺のいきもの」も、昨日無事オープンしました! 夏休み(8月30日まで)は毎日開館します。いろいろな生き物がみなさんをお待ちしていますので、ぜひ見学にいらして下さい。