戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

雪上観察会

本日は絶好の観察日和
(参加者の日頃の行いに感謝です)
参加者みんなできょろきょろと探しつつ歩きました。


これはウサギ
ものすごい踏ん張っているような気がします。

前の2つの大きなものが後ろ足
(少し見えにくいですが)
後ろの縦に2つ並んだのが前足です。
今日はウサギの足跡だらけでした。
ひょっとしてウサギの運動会でもしていたんでしょうか?


こちらはシカ

同じ大きさのものが続いていました。
結構大きいものなので、オスが単独で
さまよっているようです。


他にもテンやタヌキの足跡を見つけ、
ヤマドリにも出会いました。


足跡以外にも色々な繭(まゆ)を見つけました。
クスサン
ウスタビガ
ヤママユガなどの目立つもの以外にも
こんなものが

大きさにして3〜4mmくらいです。
枝から延びた2cmほどの長さの糸の先に
ぶらぶらとくっついていました。
きれいな模様の繭です。
しかし、なんの繭かわかりません。
どなたか教えて下さい。


子どもたちはツタでブランコもしていました。

まさに遊びの天才ですね。


もちろん職員も遊んでいただけではなく
ちゃんと説明していましたよ。


(図鑑を使って、鳥の声から種類を教える図)


みなさん、いろいろな生き物を発見できて様々な感動があったり、
子どもたちとの散策は、笑い声が溢れ、大人も楽しめた様子でした。


なによりお天気のいい日に大勢で歩くのは楽しいですね。
同じ場所は春や秋にも歩きますので一年を通した観察ができます。
一緒に歩いてみたいという方は自然観察会へ是非ご参加下さい。