戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

うどんのようにながく

博物館の近所に住む方が、うどんを打ちに来てくれました。
粉をこねて、うどんをつくる機械に通します。
この機械が、なかなかアナログで時代を感じさせる代物でした。
(1)手で、ハンドルをぐるぐる回すと、いくつかのギアの組み合わせで、きしめんのような太いうどんがゆっくりと押し出されます。下の写真参照。
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(2)次に、ハンドルのギアを切り替えて、(1)でできた太りうどんを機械に再び通すと、適当な太さのうどんに切りわけられるのです。
これを考案した人は、いいアイデアを持っていますね。デジタルな時代こそ、アナログの技術に教えられるものがあるなぁと思いました。

見よ!このハンドルさばきを!!
私の安物のデジカメで撮ったら、手が残像になってしまうほどでした。角速度、計測不能。わたしのカメラ、降参!

うどん。ありがとうございました。