戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

海の観察会ではこんなものが拾えるよ

6月4日(土)に「海の自然観察会」を開催します。
日本海のビーチに打ちよせる漂着物を拾いあつめて楽しむ、ビーチコーミング(Beach combing)を行います。
職員のひとりが、下見へ行き、こんなものを拾ってきました。

漂着物は、貝や魚などの海のものだけではなく、陸上のものも多くあることに気がつきます。そのなかには、ガラスやコンクリートのかけら、タバコなどの人工物も多く、ビーチに打ちよせる漂着物は、いまの地球環境をよくあらわしているといえそうです。ハングル語の文字の書かれた旗も・・・。

ツメタガイのような肉食の貝が穴をあけた痕跡も、二枚貝の殻には多くみることができます。その穴の位置は、二枚貝のちょうつがいの部分に集中しているようにみえます。なにか意味があるのでしょうか?それとも偶然?
理由をご存じのかたは、コメントをお願いします。

あたなも、海の自然観察会に参加して、海からの贈り物をさがしませんか?まだ参加の予約は受け付けています(5月24日(火)締め切り)。応募者多数の場合は、抽選になります。