今日は朝から雪が降り続く天気でしたが、
それにもかかわらず、駐車場に車がどんどん入ってきます。
博物館がある柵(しがらみ)地域のかたが作る「尾倉沢古道の会」。
古道を復活させ、砂鉢山の登山道の整備をここ何年も続けている会のかたがたが、その周辺の植物の勉強会に来られたのです。
役不足ながら講師をさせていただきましたが、皆さんの熱心なまなざしに、こちらも力が入ってしまいました。
砂鉢山を含む荒倉山山系は、太平洋側の植物と日本海側の植物のちょうど境い目になっていて、さまざまな植物を楽しむことができます。
さらに、崖地が多いので、岩場を好む植物が多いことも特徴です。
去年何度も通って様々な植物との出会いがあり、楽しませてもらった登山道。
そんな面白さ・特徴が、伝わればいいなと思いながら話をしました。
地元出身の森林インストラクターのかたからは、小さいころの山のお話をお聞きすることができました。
地域の自然にどんなものがあるのかだけでなく、それらを利用していた地元のかたの経験が組み合わさることで、より充実した内容になりました。
こんなに熱心で、楽しい方々とお付き合いができて、こちらもありがたい限りです^^