博物館では休憩室にたくさんの本が並んでいます。
それらは小さい子ども向けの本がほとんどですが、
じつは、館内に別に図書室があって、専門書がずらりと並んでいます。
化石の本はもちろんのこと、自然について、
動物や植物、昆虫など、いろいろな図鑑や専門書があります。
これらの本は館内で見ていただくことができますので、
自由研究の調べものにも利用できますよ。
生き物以外では、戸隠出身で民俗学を学ばれたかたの寄贈本もあるので、
戸隠の歴史や民俗などの資料も充実しています。
じつはこれまで、図書室を利用したいというかたで、ニーズが高かったのはこちら、
「鬼女紅葉(きじょもみじ)」関連の資料です。
平安時代の伝説で、京から流され鬼になった紅葉とそれを討つ平維茂(たいらのこれもち)との物語の舞台となったのが、博物館がある戸隠柵(しがらみ)地域なのです。
最寄りの図書館の本ではものたりない、
すでに借りられてしまっていて、手に入らないというかた、
街中より涼しい戸隠で、じっくり本にふれる、
と言う過ごし方もありかもしれませんよ^^