職員より早く出勤して、ボランティアのおじさんが松の木の剪定をされていました。
今朝がた、その松の木が枯れる夢を見たので、いてもたってもいられなかったそうです。
そこまで気にされているのもわけがあります。
じつはおじさんは、博物館の前身の柵小学校の公務手さんとして、長年お勤めだったかたなのです。
自分が愛情かけて育ててきた木ですから、その呼びかけに敏感に反応されたのでしょうね。
午前中かかって3本の木の枝をはさんでいただきました。
(職員も途中からお手伝いしましたよ^^)
特にロータリーの中央にある石碑によりそう松には思い入れがあるそうです。
延ばした一本の横枝が、石碑をはさんだ反対側のイチイに今年ようやく届きました!
今日は剪定と、固定した棒をしばりなおして、高さを調節しました。
横枝の節の数を数えると、12こあります。
つまり、10年以上かけた構想が、ようやく今年実ったのです!!
地道にこつこつ、他の人が気づかないところで努力されていたことが
きちんと実って評価される。
一緒に成功を喜びつつ、なんだかうらやましい気持ちになりました。