比較的長く続いた今年の紅葉。
里のカラマツが色づいて、戸隠ではいよいよクライマックス!
明日から雨だそうですので、これで見納めでしょうか・・・
そんな晩秋に、はっとさせられるほどの濃い香りを放つ花。
ヒイラギです。
キンモクセイに近い仲間なので、なかなかいい香りです。
今年もひっそり咲いていました^^
博物館には2本の木があるのですが、
上の写真の花は、雄しべだけが伸びています。
つまり雄花しか咲かない雄の木。
もう1本は、雄しべとまん中の雌しべもしっかりある両性花を咲かせています。
こちらは他の木から花粉をもらえば実が実るはずなのですが、
残念ながらこれまで受粉をさせても実ることはありませんでした。
もともと暖かい地域の植物なので、
受粉させても寒さで実が膨らまないのでしょう。
図鑑によると、紫色で長さ1.2〜1.5㎝の楕円形の実を、翌年の初夏につけるそうです。
種コレクターとしても欲しい一品です。
情報ありましたら、お寄せくださいm(*- -*)m