一本の電話から、今日の物語がはじまりました。
地元の方が「ヤブサメが落ちていたので、拾って館に届ける」とのこと…
「ヤ・ブ・サ・メ…?」 はて?
馬に乗って走りながら、的を狙って矢を射るもの…
鎌倉武士のたしなみでしょうかね。
それが戸隠に落ちていた? (;゚Д゚)! ?
「なんだろう」と思いながら、楽しみに待っていると
それは届きました。
とてもかわいい小鳥でした。
スズメよりも小さく、茶系統の地味目の色をしています。
尾羽がとても短いのが特徴です。
ウグイスの仲間の小鳥で、この時期、よく鳴いているそうです。
藪の中にいるため、姿を見ることは滅多にないそうです。
尾羽が短いのも、藪の中に暮らすための進化でしょうか。
そういえば、今朝、アカショウビンの声を聞くことができました。
あの赤い嘴、もう一回見たいものです。