戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

小さな“ほ乳類”

体長6cmほどで、世界でも最も小さなほ乳類の仲間です。この小さな生き物には“ジネズミ”という名前が付いていますが、実はモグラの仲間です。モグラといっても土にはもぐらず、落ち葉にもぐって虫やミミズをエサにして生活しています。ネコにつかまってしまったようで、飼い主さんが持ってきてくださいました。

モグラのように土にもぐらないため、前脚はほっそりしています。

耳は大きいですが、鼻先が長くモグラに似た顔つきです。