博物館では、様々な方から標本をいただきます。
昨日は愛知県で鳥の調査をしている方からこんなものが届きました。

調査していた海岸に漂着していたそうです。
ほぼ生前の顔立ちのままです。
なにかわかりますか?
答えはウミガメです。
いただいたのはアカウミガメの頭骨、しかも2つも。
せっかくなので、館で所有しているアオウミガメ(左)も一緒に並べてみました。

ひそひそ(よろしくとでも言っているのでしょうか?)

ずいぶんと大きさが違いますが、爬虫類の仲間は死ぬまで成長し続けるそうなので、
一番右の個体はかなりの年齢だったのだと思います。
頭以外もカメの骨は非常に面白いのです。
そのうち、こじんまりとカメのほね展をしてみたいなぁと思いました。