戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

春近し

一昨日から気温があがり、春がすでにやってきたかと思わせる陽気です。館の屋根の雪もどんどん溶け、まるで雨が降っているかのように、ぽたぽたとしずくが落ちてきます。
長く雪に閉じ込められてきた身としては、こんな気持ちのいい日は太陽の光を存分に浴びたくなってしまうというもの。
ふらふらと外に出ると、ヒトだけでなく他の生き物たちも動き出していました。
ハチ、チョウ(キタテハ?)、昨日は雪の上にバッタもいたそうです。
また、オオイヌノフグリハコベが、たくさんの花を咲かせていました。
さらによく見れば落ち葉のすき間からフクジュソウも黄金色の花も!!

まさにSPRING! 生命のみずみずしい躍動を感じました。
(でも、このまますんなり春になるわけはなく、もう何度か雪が降るのでしょうね・・・)