戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

夏本番!

梅雨明けから1週間、標高750mの博物館でも30度を超える暑い日が続いています。
生き物たちの熱い夏も始まったようで、館で幼虫から飼育しているカブトムシもとうとう羽化を始めました。

ちょっと小ぶりですが、角がりりしい立派なオスです。
先週から始まった夏の企画展「里山たんけん〜カブトでゴー!」の心強い主役登場です。
さなぎの様子も透明なケースで見られるようになっていて、茶色い姿でびくびく動くのにはちょっと驚かされます。
これからどんどん羽化してくれることを期待しています。

一方花壇では、アサガオが昨日から咲き始めました。

さらにヒョウタン池には真っ赤なショウジョウトンボが現れたり、大きなギンヤンマが産卵をしていたりと、まさしく夏本番!
夏休みの家族連れのお客さんも目立ち始め、博物館も暑い夏を迎えています。
イベントも続きますが、ばてないように、元気に乗り切りたいです。