戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

夏のキノコ

先日の自然観察会では昆虫採集を楽しんだのですが、館の建物の近くで変わったキノコも見つけました。

こちらは大きくて、傘らしき部分の裏に、キノコによく見られるひだがまったくありません。
ノウタケという種類のようです。
見た目も触った感じもふわふわのパンのようです。割ってみると中も白くて本当にパンのようでした。図鑑によると、癖のない風味で汁物やなべ物に合うそうです・・・

次は細い枝のようでこちらもキノコらしからぬ形です。
ホウキタケという仲間のようです。こちらは有毒のものもあり、お勧めできませんが、食べられる種類はかなりおいしいとのこと。

さらに今日は近所のかたが山からいろいろな種類を採ってきてくださいました。

まだ名前を調べきれていないのですが、夏にこんなにたくさんの種類が出ているとは驚きです。

キノコの種類もたくさんありますが、近場で採れるものぐらいは覚えて、おいしくいただけるようになりたいものです。