戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

ノスリ

今日はノスリというタカの仲間の死体が持ち込まれました。
トビに次いで見る機会が多いタカで、博物館のまわりでも時々みかけます。


翼を広げると1m以上になりますが、ちょっと小ぶりなので、
若い個体かもしれません。


この前のフクロウと同じく狩りの名手。

するどい爪がついています。


しかし顔を見ると、閉じたまぶたはなぜか穏やかそうです。

実は私は最初に生きているノスリを双眼鏡で見たとき、
タカの仲間にしては黒目がちでつぶらな瞳をしているので、
いかつい姿の奥にかわいらしさを秘めている!?
と勝手な妄想が膨らみ、
「中学生」というあだ名をつけてしまいました。


皆さんも是非機会があったらノスリの目を見てみてください!
やんちゃな若者に見えるかもです^^;