戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

事件

付せんアートが再開されました。

白い部分も加わって、だいぶ形ができてきました。
今日はここまでです。
さあ、何ができあがるでしょうか?
完成が楽しみです。


雪の上で、職員がある惨劇の現場を発見しました。

カマキリの卵が破壊されています。
しかも、道ばたにいくつも落ちています。


どうやら中に入っている卵の粒を食べるために、
何者かが卵(外側の茶色い部分)を割ってしまたようです。
カマキリにとって、怖い殺戮者が現れました・・・
器用に卵を薄くはいでいる様子からして、
犯人は小鳥、おそらくこの頃顔を出しているヤマガラ
ではないかと推測しています。


カマキリは雪に埋もれない高さに卵を産むといわれていますが、
雪から出ていると、鳥に狙われてしまいました…
生き物の世界はなかなか厳しいです。