戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

「春らしい!」 のと 「とある実験の報告」

2月最初の日曜日 天気予報はハズレ!

雪どころか晴天になりました。

今日は、「火山灰から宝石さがし」

元気な子どもたちが集い、親子で宝石を一生懸命さがしていました。

その後も館内をくまなく探検!

オオカミやライオンの毛皮に密着して、大騒ぎ!

そのにぎやかな声を聴くと、春だなぁと感じます。





その裏で、ボランティアさんたちが密かな実験を試みていました。


館にくる途中、野鳥がついばむ木の実を見つけ、

何の実かな?と気になったので、拾ってきたとのこと。

調べてみると、「ウルシ」の実…



何かに使えないか、とのことで調べてみると、

「コーヒーになる!」との記述を発見。   

「えっ、じゃあやってみよう!」


種だけにして、(そこそこ油分があります…)



干して、炒って、挽きました。(かなり香ばしい…)



お湯を注ぐと、香ばしい茶色い液体が出てきます。




最初に飲むのは、命がけ?

「かぶれないよね?」    「大丈夫じゃない?」



お味のほどは…

「そう悪くないかな?」   「そうだね」

「もう一度チャレンジしてもよいよね…」   「そうだね」

という感じです。



今回は、炒りすぎたかなぁという感じで、ほろ苦さが残りました。



鳥たちが食べてしまわないうちに、リベンジしたい、


というか、してもよいかな?  してみようかな?




かぶれるかどうか、はまだ不明(摂取後1時間ほど)。

何か症状がでれば、おって報告します。