戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

学習会

今日は、戸隠を知る会の学習会が行われました。

館や個人で集めた古い資料を持ち寄り、

戸隠の歴史を調べました。


神職の方、●立公園レンジャー、主婦、観光ガイドや宿の主人等

多彩なメンバーです。



戸隠は古くから観光地だったこともあり、

観光パンフも時代ごとに出版されていて、

土地の変化や植物の成長が読み取れます。



学習会では、

江戸時代末の探検家 松浦武四郎の戸隠登山の記録、

滅亡した真言宗の寺院 西光寺、

三十三窟や磨崖の不動明王を示した絵図、

戦後間もないころの観光写真など いろいろな話が提供されました。



さすが、千二百年の歴史を持つ、戸隠… 奥が深い!



中には、目が点になるようなものもあります。




「国定高原公園 戸隠」とあるパンフレット。

?????????



このパンフレットに出てくるシラカバは、

「八紘一宇」の木と呼ばれたことを教えていただきました。

戦前にその石碑が建てられた場所だそうです。

よく見るとパンフレットにその碑が載っていました!



まだまだ気づかないこと、知らないことがあります。


今後も精進が必要ですね。