戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

石ころ鑑定団 開催

本日は、夏休み自由研究企画として、

初の試み「石ころ鑑定団」を開きました。

最近、博物館にくる方々には石ころ好きが多い!ことを実感

質問が石ころの話ばかりです。


そこで、開催となりました初企画「石ころ鑑定団」


まず、博物館の資料を見て、魅惑の石ころの世界を学びます。

そして、裾花川の河原で、石ころを探し、10個ほどひろいます。


館内で、それぞれが石ころを観察し、中に入っている鉱物を見たりして

石ころの鑑定力を高めました。



実習生が拾った不思議な石もありました。

白くて、柔らかく、なんだろう???? 悩みます。

最終的には、「セメントの塊」という鑑定を下しました。

石は外見だけでは判断できません。

やはり中身をみないとね。

参加者が鑑定して欲しい、という石ころもみました。

割ってもよい、とのことでしたので、

ハンマーを振るって思い切って割りました。



「おおっ! これはキレイ!」とのどよめきが…



緑色がかった深成岩 ハンレイ岩でした。

角閃石の粒がびっしり詰まっていました。

長野市内で拾ったとのこと!


すごいなあ やはり石は割ってみないとわかりません。

画像を撮り忘れました   (´Д`;)ヾ ドウモスミマセン