戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

もののあわれ…を感じる秋

一雨ごとに秋が深まる感じです。

 

昨日は、台風のおかげで南風が吹き込み、暑くなりましたが、

 

今日は一転、朝から霧雨が降り、涼しくなりました…

 

コオロギなど虫の鳴き声が、秋の雰囲気を感じさせます…

 

先日の視察です…

 

戸隠山を背景に、広がる水田… コメの実りの確認をする柴犬館長

 

🐕「よき秋じゃ…」

 

徐々にふくらむ「ひょうたん」を見て、朝日に向かって、踊りを披露する柴犬館長…

 

🐕「もっと、大きくなあれ…」

 

 

ハギも咲き始めています… 

 

🐕「秋ですな…」

 

 

 

これはちょっと勘弁願いたい…



黄色い花粉が、道路にびっしりと… オオブタクサの花粉です…

 

🐕「ここは、早く立ち去るのじゃ…」

 

夏とは違い、じっくりとモノを見て考える時期になりました…

 

 

おやおや、こんなものもいました… サワガニです…

 

🐕「なぜ、お前はこんなところにいるのじゃ…餌を探しておるのか?」

 

フシギですね…

 

また、こんな場面にも出くわしました…

 

 

カマキリのご遺体に、アリが群がりはじめています…

 

何があったのかは知る由もありませんが、

 

もののあわれを感じてしまいました…

 

「生きるって、何かの犠牲の上に成り立っているのだ…」

 

って、誰かが言ってました…

 

散歩いや、柴犬館長との視察をしていると、

 

いろんな現象に出会い、何かを考えさせられます…

 

今日は、この辺でおしまい…