戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

いつも新しいひろいものがあるので ビーチコーミングはやめられない

雨が降るとお客様が多い 

今日も開館から途切れることなく

多くの方がいらっしゃいました

ありがたい限りです

 

ただ

この雨で梅も足踏み

5分咲きくらいからあまり進まない感じ

 

それでも 

街中では桜も咲き始め

館の近くでもチラホラと開きはじめるものもあり

季節は着実に進みます

 

某職員もリハビリがてら運転も始めた様子

完全復活は近いかな?

 

 

さて 先日 

久しぶりに新潟の海岸に行ってきました

趣味のビーチコーミングのためです

 

小雨の降る中だったので 

あまり長くはいられませんでしたが

いろいろ拾ってきました

ベンケイガイ 

サトウガイ

シドロガイ

カズラガイ

ツメタガイ

マツヤマワスレ

クチベニガイ

マルヒナガイ

アズマニシキ

イタヤガイ

マクラガイ

サクラガイ

オニビシ

などなど

よくひろえるものたちが多かったですが

毎回はじめてひろうものがあります

 

今回は

こちらの鳥の胸骨です

内側から

外側

横から

 

 

新潟の海岸でひろえるのだから

海鳥の仲間だろうと思い調べていくと

雰囲気は アビの仲間に近い? 

と感じたので 

後日

アビの骨をもっている

ボランティアさんから資料を見せてもらいました

すると

アビの仲間はずいぶん大きく

どうも様子が違うようでした

 

そこで 改めて

片っ端から見比べることに

すると

ウトウがそっくりでした

 

ウトウなんて北海道にしかいないだろうと

除外していた種類でした

 

調べてみると

新潟あたりでは 

冬鳥として結構来ていることが判明><

 

先入観をもってはいけませんね

しかも 

よく知りもしないことで

 

まだまだ修行が足りません

日々勉強です

 

ついでに^^;

 

館の ではありませんが

先日 堆肥を崩したところ

いつも以上に

プリップリの子たちが 

でてきました

今年のは

でかいかもしれませんよ~