戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

再生

館の周りを歩いていると、
草陰からカサカサと音がするときがあります。
そういう時はたいていこいつです。

ニホンカナヘビはトカゲの仲間で、敵に襲われると
しっぽを切って、逃げる習性があります(自切)。
いずれしっぽは再生されますが、骨は再生されません。

去年こんなやつに出会いました。


敵に襲われて、しっぽを切ったつもりで、
逃げて、そのまま再生されたんでしょうね。
2尾のカナヘビもなかなかかっこいいですが、
こういうのも、「怪我の功名」というのでしょうかね?