戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

朽ちた切り株から・・・

博物館の敷地内には、桜がたくさん植わっていて春はとてもきれいです。ですが、なかには枯れてしまい、切り株だけになっているものもあります。驚いたことに、ボロボロに腐った切り株の中で、たくさんのカブトムシの幼虫が育っていました。数えると21匹もいました。最近では人間のつくった堆肥の中から見つかることが多いですが、自然の状態ではこういった朽木の中で育っているようです。