今日は、お試しに簡単な地層づくりをやってみました。
「水をみたしたメスシリンダーに一握りの砂粒を入れて、しばらく放置する」ということを何度か繰り返す。たったこれだけで、シマシマの地層ができてビックリ!!ちょっとこの写真ではみにくいかな?興味ある人は、ぜひ博物館にきてみてくださいね。
一握りの砂をドバッと入れると、大きな砂粒は早く沈み、小さな砂粒はゆっくり沈んでいきます。このようにつくられた一枚の地層は、下ほど粒が大きくて、上にむかって粒が小さくなっていきます。これを級化構造といいます。よく地層の上下判定につかわれるものと理科の教科書に書いてありますよね。教科書でみるより、実物をみる。百聞は一見にしかず。
こちらでやっているイベントに地層見学があります。地層見学の後に、このような簡単な実験をやってみると、地層がどのようにつくられるのかがよく分かるのではないでしょうか。
今日は、「身近な材料を使って、自然を再現するという心がけを常にもちたいな」と科学の基本を改めて考えさせられた1日でした。