星のかたちをしている砂。
水族館や南の島のお土産屋さんによく売っている「星砂」は有名です。
きっと星砂に魅了された人もいることでしょう。
このブログを書いている職員もまたその一人でした。
小学校のころ、机の引き出しに星砂をひっそりと忍ばせていたことを憶えています。
荷物の整理をしていたら、星砂をみつけました。
星砂は、いわゆる「砂つぶ」ではなく、有孔虫という生き物の殻です。
荷物の中からひょっこりと出てきたものは、カルカリナという仲間でした。
これは、星の突起が丸みをおびていて、なんともかわいらしい。
「星」というよりは「太陽」に近いかたちをしているカルカリナは、「太陽の砂」ともいわれているそうです。
初めて「星砂」とか「太陽の砂」という名前をつけた人はどんな人なんだろう、と思いながらしばらく星砂を眺めていました。