戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

変なむし

今日は梅雨の晴れ間、気温があがり、かなり蒸し暑かったです。
もうすぐ7月。夏本番ですね。

さて、6月中にご報告できなかった、館の敷地で見つけた「変なむし」を今日はご紹介します。

まずはこちら・・・

触覚がやたらと長いガ。体長は1cmほどしかないのになんてアンバランスな・・・
その名も「ヒゲナガガ」というガの仲間。
これでも羽があるから飛び回るんでしょうが、ぶつかってしまいそうでちょっと心配…


次はガの幼虫。

けばけばしいドクガの幼虫です(「ヒメシロモンドクガ」かな?)
背中に背負った黄色い毛の束! 妙に借りそろってます。
顔から突き出た黒い毛も妙に迫力あります!


最後にかわいい(?)虫。

触覚の先が丸くてキュートでしょう。目もつぶらで大きいし。
この昆虫はトンボに似てますがトンボにあらず。
その名も「キバネツノトンボ」
ウスバカゲロウに近い仲間になります。
草地が好きな昆虫で、ホバリングも得意です。



自然界のデザインの斬新さには、驚くやらあきれるやら
?がいっぱいです…