戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

恒例の

ただいま博物館実習生が2人来ています。
どちらも信州大学の優秀な学生さんです。


ここの実習ではいくつか恒例の実習メニューがあります。
その一つがこれです。

何をしているかわかりますか?
空き缶に何か見えますね


こちらは何かを洗っています。


そう骨洗いです。

解剖し、肉をとり、水につけ、
虫に食べてもらったものを
洗い、きれいにするのです。


このあと脱脂が必要なものは脱脂し、
漂白したりして、
骨格標本ができあがります。


職場体験や博物館実習などでは
標本をつくるという博物館の活動の
重要な部分を知るために
この骨格標本づくりの一部を
お手伝いしてもらっているのです。


そのおかげで
標本をほとんど借りることなく
「骨の動物園」という企画展まで
開いてしまいました。
ただいま絶賛開催中です!
夏休みの自由研究にもぴったり!


私も骨を洗いたい!
という方がもしいましたら
ご連絡ください。
洗える標本を準備できるかもしれませんよ。