戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

シーズン突入!

秋晴れの気持ちのいい天気の中、地層見学が行われました。

秋は小学校の6年生がちょうど理科で地層を勉強します。それに合わせて、市内外の小学校が地層見学に戸隠を訪れるのです。
もちろん博物館職員の案内付き。
本物の地層や化石、そしてさまざまな植物や昆虫を観察しながらの野外学習は、毎年人気があります。
10月から11月にかけては地層見学シーズン。また忙しい日々が始まります。


昨日、職員の自宅の庭に落ちていたというコウモリもご紹介します。

博物館実習生に種類を調べてもらったところ、コテングコウモリという名前だということがわかりました。
「小さい天狗のコウモリ」という意味で、テングコウモリという鼻の大きなコウモリの小型版です。体長は5cmほどでした。

(↑特徴的な形の鼻)
長野市のシンボル飯綱山は天狗をまつる山。山麓には「小天狗の森」という野外施設もあります。
なんとなく、長野に縁があるような気がしてしまいました。