今日は長野で行われた地質学会全国大会の最終日。
大地を調べるプロのかたがたが集まれば、野外見学は必須。
その途中で博物館を見学に来られるかたも多くいらっしゃいました。
その道のプロのかたばかりをご案内したので、気を遣いましたが、
普段とは異なる反応をいただき、こちらも楽しませていただきました^^
「3階の常設展示がコンパクトながら上手にまとめてある」
「外見よりもけっこう真面目に博物館している」
というご意見もあれば、
「1階が面白くてなかなか3階まで進めない」
「1階の博物館らしからぬ感じがいい」
というご意見もあり、反応もさまざま。
おおむね、好印象だったようで、ほっとしています^^
夕方、木曜に展示した地質情報展のポスターを片づけに行きました。
結局始まる前と後の様子しか見られませんでしたが、
今日はこんなジオラマがまだ片づけられずに残っていました。
幅60㎝ほどの「地質ジオラマ」です。
地層が色別に示され、どのように利用されているかを示しています。
よく見ると、5mmくらいのかわいい「働く地質やさん」があちこちに。
よくできてます!^^
地質以外の分野から博物館に入り、職員として働くようになった自分は、
地質を正面からではなく、斜めから勉強しているな、と常々思います。
とても身近だけどなかなか普段意識することがない分野、という印象の地質のことを
新しい発見を新鮮な気持ちで、みなさんに楽しく伝えられたらいいな、
と改めて思いました。