戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

今日の自然観察会は、雨あがりの森を歩きました。
お目当ては「実」です。
いろいろな草や木の実が実ったこの時期、野外をお散歩しながら実や種を集めて、箱に並べて宝石箱を作ろうという企画です。

今日は赤い実、紫色の実、綿毛やドングリ、さまざまな実を拾うことができました。

特に服にくっつく実は、このあたりでは「バカ」と呼ばれるのですが、
トゲのあるバカもあれば、ねばねばのバカもあり、子どもたちはくっつけては大騒ぎでした。

また、カナヘビやザトウムシ(脚の長いクモのような虫)を何匹も捕まえたり、足を引っ張ってみたり、生き物好きの子どもたちは次々に発見や驚きを見つけてくれます。
子どもたちの目には職員もかないません!


午後は拾った実を上手に箱に並べることができました。


秋の戸隠で、楽しい一日を過ごせたかな?