2011-12-06 50年の歳月 先日のことですが、奥社の杉並木を歩いた時のことです。 スギの根元に石がのぞいているのを見つけました。 これは何?と思って調べてみたら、丁石(町石)です。戸隠参詣が賑やかだった頃、一の鳥居を基点に、 1町(約108m)ごとに建てられた目印の石だそうです。50年前の写真では、23という文字を読み取ることができます。この勢いなら、あと10年もすれば、 丁石はスギの木の中に取り込まれてしまうでしょう。時の流れと、植物の成長を感じました。 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」 こんな一説を思い出しました。