昨日は、川中島古戦場史跡公園内にある博物館での仕事でした。
さすがに、標高340m、日差しも暖かい!
当館は標高750mですので、400mほど低いです。
100mあたりで0.6度ほど気温が変化する、との話を聞くので、
戸隠の博物館より、2.5度ほど暖かいのでしょう。
こんなに雪の少ない冬は、初めてかもしれません。
博物館のすぐわきには、千曲川の堤防があるので、
昼休みに登って、周囲を概観!
志賀高原方面は、さすがに白いです。
千曲川の堤防の内側を見ると、まだまだ台風19号のあばれたあとが残ります。
長野の名石「柴石」を切り出した金井山も見えます。
(千曲川をはさんで、すぐ対岸の小規模な山、石切り場も見えますね)
灰色の安山岩質の溶結凝灰岩でできています。
長野盆地の誕生を考えるうえで、大事な石でもあるのですが、
なかなか、謎の多い石です。
いつの時代に、どこから噴火して、どうしてあの山になっているのでしょう。
うーん、まだまだわからないことだらけ?
雪をかぶった飯縄山も見えました。
飯綱スキー場が見えますが、廃止になってしまうのだそうです。
ゲレンデの跡地は植林して、緑の山に復元するとのこと…
山の形はあまり変わらないのですが、表面はどんどん変わっていきます。
約2万5千年前の最終氷期から、長野盆地は植生がかわりつつあります。
そして、人が手をいれた里山の風景へ
スギやカラマツの植林が広がった風景へと移り変わりました。
100年後は、どんな風景になるのでしょうか?
「人と自然が共存できて」いるとよいです…
考え出すと、キリがありません。
今日はこのぐらいで…