戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

火山灰から

今日は冬の講座、「大地のフシギ」が開かれました。
遠く愛知県から参加されるお客さんもいて、
雪の中、無事に来られたことにまずほっとしてしまいました^^;

さて、まずは長野近辺で採集された3種類の火山灰を水で洗います。

余計な泥や軽石の粉がなくなると、黒や白、透明な鉱物のつぶつぶが見えてきます。
火山灰の種類によって、どんな粒がどれだけ入っているか、それぞれ違いました。
顕微鏡をのぞいて確認したり、小さな水晶(石英)を拾ったり、
ミクロの世界に没頭…

小さなガーネットを一人で20粒ぐらい拾う子もいました。


目が疲れた後は外で雪遊び。

愛知ではなかなか経験できないふかふかの雪の中で、歓声をあげながら走りまわっている姿が印象的でした。