博物館にはたくさんの標本、資料があります。
こうした標本は職員やボランティアの手によって
つくられるものもあります。
今日もボランティアさんと一緒に標本作製をしています。
(手前はクジャク)
これがなかなか大変で頑張っても
羽根が抜けていきます。
あらためて標本作製は大変なことを思い知らされます。
ところが!
自然?は時々驚くようなことを平気でします。
今、春を迎える準備として水槽のリセット作業を行っているのですが
その作業中、水槽の下に置いておいた箱の中から出てきました。
どうです?こいつは乾燥標本ですよ。
見事でしょう!
完璧な出来栄えです。
どうやら脱走して、たどりついた箱の中で亡くなり、
そのままの状態でゆっくりと乾燥されていったようです。
標本作製するのにあんなに苦労してるのに・・・
なんて思いつつ
甲殻類の標本の作り方として
これもいい方法なのかも?と
ただいまたまたま死んでしまったザリガニで挑戦中!