戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

巣箱の中から

今日の自然観察会では、あたたかい日差しの中、春の森を散策しました。
去年かけた鳥の巣箱の中を確認して、
また今年も使ってもらえるように掃除をしました。

期待した以上にほとんどの巣箱が利用されていて、うれしかったです。

コケや動物の毛を中心に、細かい木や草の繊維が敷き詰められていて、
まるで天然のベット。
その感触に子どもたちは「ぽむぽむ〜〜!!」と大喜びでした。


そしてさらに私たちを驚かしたのは、フクロウ用にかけた大きな巣箱の中身!

ウインナーと実がなくなったカキの枝(「へた」つき)が!
この森には小人さんがすんでいるの???
とみんなで首をかしげつつ、森の神秘に感心してしまいました。
(ぶなんな推理としては、カラスが運びこんだ、といったことろでしょうか…*^^*)

その他に、山菜をとったり花をみたりとのんびり散策を楽しみました。


そして、午後は参加者の希望に沿ってはりぼてダイカイギュウくんの色塗りです。

子どもたちは服が汚れないように、カッパや新聞紙で身をつつみ、挑みました。
数時間でかなり進み、下地の色塗りがほぼ完成しました。
彼の雄姿が玄関を飾るのは、そう遠くなさそうです。
ご協力、ありがとうございました。