戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

春を妄想しながら

だいぶ暖かくなりました。

北アルプス白馬五竜の雪形、「武田菱」が

いい形になりました^^

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ふと見ればウメのつぼみも緩んでいました。

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花壇もチューリップやヒヤシンスの芽が続々と・・・

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桃の節句も過ぎて、これからまさに春本番を迎えようとしています!

 

そんな中、20日から始まる春の企画展の準備を進めています。

「戸隠の森」がテーマの今回の企画では、

まず廊下のプロローグで、まさに今のようす、

冬から春への森の移り変わりを表現したいなと思っています。

 

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冬をかわいい冬芽姿ですごす、森の木々たち

春になると、鳥たちがにぎわう森へ!

 

鳥のはく製や巣などを並べる予定です。

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ちょうどご近所のかたからいただいたアカゲラの巣を、初披露しました!
2015年6月に2羽のヒナが巣立ったとのこと。

次の年には、別の小鳥がこの巣を使っていたというのですが・・・

 

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キツツキがあけた穴に泥を塗りこんで間口を狭くしてありました。

この仕事ぶりは、ゴジュウカラですね!

2家族が使った巣だと判明。

楽しい資料をいただき、ありがとうございます!

 

脳内はすっかり春モードです^^

 

森の春を楽しみながら展示を作れればいいのですが

思うばかりでまた修羅場にしてしまいそうな予感・・・