戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

アナグマ

ご近所の方が、畑を荒らすハクビシンをつかまえようと
仕掛けたワナに、アナグマが捕獲されました。
へんなタヌキがかかった、とのことで
館へ持ち込まれました。

アナグマです。
夜行性で、なかなか姿を見ることのできない動物です。

カケスと一緒に、保育園・小学校へお連れしました。
家庭科の授業で来園中の中学2年生たちにも見てもらいました。

時々、死骸をもっていくことはありますが、
生きている動物をもっていくのは珍しいことです。

戸隠に、こんな野生動物もいるんだ!ということを
子どもたちに実感してもらえたかな?

その後、アナグマは山へ放ちました。
お達者で! もう2度と捕まるんじゃないぞ!

いずれ何か恩返しをしてくれるかも、
ちょっと期待もしゃちゃいました。