今日は干支にちなんだ地学資料を紹介します。
一つは「蛇紋岩」
緑色で、ぬめぬめした感じの岩肌をもつ岩で、
ヘビの模様に似た紋様がみられることから、
この名がつきました。
北アルプス 白馬周辺のものです。
鉄やマグネシウムを多く含むマグマが
水と反応してできたものとされます。
もう一つは「蛇糞石(じゃふんせき)」
じつは、こちらは埼玉県でとれた化石です。
海底に穴を掘ってくらす、
アナジャコの巣穴が化石となったものです。
昔の人たちは、ヘビのウンチと考えたので、
この名があります。
ユニークで、柔らかい発想が楽しいですね。
ヘビ年の今年、楽しい年になるといいなぁ