戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

秋です、いろいろな赤をさがしました。

10月も折り返し点 秋の深まりを感じます。

 

ご近所のアスファルト舗装工事も終了…

 

働く車たちのほとんどは、もう次の仕事場へ移動してしまいました…

 

ロードカッターも、アスファルトフィニッシャ、タイヤローラーも…

 

残っていたのは、この車でした…

 

大事な場所ですね…

 

 

視察時に見上げる飯縄山

 

 

山頂付近は、紅葉が進んでいます

 

 

 

今朝の視察では、久しぶりに槍ヶ岳の姿を拝むことができました…

 

 

虫倉山の東側、大内峠と呼ばれる鞍部の向こう側…

独特なシルエットが確認できました… もちろん小槍も…

 

 

紅葉が進んだせいか、自然の中の赤いものがたくさん見つかります。

 

 

🐕 「うわっ… 赤いヘビじゃ…」

 

ジムグリですね、館長…

 

 

飴の袋しかもっていなかったので、そこに収納…

 

🐕「袋も赤じゃな…」

 

この後、生きているアオダイショウが出現…

 

さっそく、足で踏んで、捕まえ、子どもたちのおさわりの刑に処されました…

 

その後、無事に解放されて、逃げていきます。

 

🐕「赤いヘビに青いヘビ… この時期はヘビをよく見るな、秘書よ…」

 

 

また、別の日の視察時のこと…

 

赤い血は確認できませんでしたが、鳥の羽根がむしられていました…

 

柴犬館長も気になるようです…

 

🐕「ヤマドリじゃな…これは、南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏…」

 

今日は、裾花川で石ころ観察です…

 

 

地層や化石を見る、石を割って、考える…

 

秋らしい一日、野外で過ごします…

 

何じゃ、こりや…てなもんもいました…

 

 

🐕「こんなのは初めてじゃ、気持ち悪い…」

 

真っ赤なイモムシです…

 

🐕「これは、鬼女紅葉の生まれ変わりじゃ…」

 

参加者の方が、スマホで調べたところによると、

 

「ボクトウガ」というガの幼虫らしいです…

 

コナラやクヌギの木に穴をあける幼虫で、

英語圏ではカーペンターワーム(大工の虫)と呼ばれるとのこと…

 

生まれて初めて見ました… かなり感動…

 

裾花川で、参加者が石ころひろいをしているときに、

ちょっと気になる場所を見にいきました…

 

参宮橋の下に、たくさんスズメバチの巣があるから、気をつけなさいという情報です。

 

 

 

確かに、4つも巣がありました。みんな東側の雨のあたらない場所… 

 

🐕「スズメバチは西日が嫌いなのか…」

 

 

この赤っぽい巣は、今年のものでした… あとは古い巣のようです。

 

むむむっ… いつも歩いている場所ですね… これは戦える場所じゃないなぁ…

 

気を付けるしかないようです…

 

 

参加者の方で、ちょっと赤っぽいカキの化石(両殻ぞろい)を掘り出した方も…

 

喜んでおられました…  いやいやすごいことです…

 

 

冬の暖房シーズンに備え、

換気扇やエアコンのフィルターの「アカ」も職員で掃除しています…

 

 

🐕「バカ者… そんなダジャレじゃなく、大事なものを忘れてはおらんか…」

 

そうでした、すみません…館長も赤柴でした…

 

🐕「赤尽くしなら、ワシが一番じゃ…それを忘れる秘書は、未熟者…」

 

お怒りのポーズで、拒否柴になってしまいました…

 

今日は、おあとがよろしくなかったようで…