先日、火山灰の資料を得るために、
裾花川沿いの路頭へ行きました。
地層見学のコースとして秋には学校団体とさんざん歩くのですが、
冬に行くのは初めてです。
川をのぞき込むと、表面に氷が張っていました。
諏訪湖の「御神(おみ)渡り」のようにすじ状ではないですが、
一部が割れてせり上がっていました。
また、地層見学の目玉の一つ、火山灰の地層の上部にある苔の塊。
石灰やミョウバン入りの水が浸み出るとこにできたもので、
乳搾りのように、にぎると水が出るのを、
地層見学では子どもたちに試してもらっています。
そのしたたる水が凍って50cmぐらいの白いつららになっていました。
見慣れた場所なのに初めて見る光景があちこちにあって、
冬ならではの野外の面白さを実感しました。